
|
NASAの惑星探査機、「パイオニア」により撮影された金星(紫外線画像)
|
金星は、私たち人類が暮らす地球に一番近い惑星です。
また、地球と同じくらいの大きさ(下図参照)であり、同時に、
太陽系の中でも最も特徴的な人類から見ればとても恐ろしい環境をもった惑星でもあります。
|
同じ縮尺の地球と金星の画像
地球と金星がほぼ同じ大きさだということがわかる。
|
その恐ろしい環境とは、「大気が密度の高い二酸化炭素であり、惑星の表面温度が約500度ある。」という、とうてい人間が生活できない環境なのです。
物理的な情報
直径:12103km(赤道上)
自転周期:約224.7日
公転周期:約243日
惑星数:0
表面温度(最低時):228K / -45℃
表面温度(最高時):773K / 500℃
|
金星の大気構成
二酸化炭素:96.5%
窒素:3.5%
二酸化硫黄:0.015%
水蒸気:0.002%
一酸化炭素:0.0017%
アルゴン:0.007%
ヘリウム:0.0012%
ネオン:0.00007%
その他、微量の大気
|