天王星は、太陽系の中で、7番目に太陽に近い惑星です。 また、太陽系では、木星、土星に次いで、3番目に大きい惑星でもあります。 水素や、ヘリウムといった、比較的に重量なガスと、 多量の氷でできているため、木星や土星とは対照的な惑星と言えます。 そして、天王星といえば、やはり、自転軸傾きが特徴といえるでしょう。 天王星の自転軸は、ほぼ横向きに傾いています。 これほど傾いているのは、昔、天王星に大きな惑星が衝突して、 その衝撃で自転軸が大きく傾いたという説が挙げられています。 また、青く見える理由は、天王星に含まれるメタンガスが、 太陽からの赤色の光を吸収してしまうからなのです。
直径:51,118km(赤道上) 自転周期:17時間14分 公転周期:84年3日15時間 表面温度(平均):63K(-210.15℃) 表面温度(最低):59K(-214.15℃) 表面重力:7.77 m/s^2
※ m/s^2(メートル毎秒毎秒)は、1秒間の間に1m/秒の加速度がかかることを表す単位です。
天王星の大気構成
水素:83% ヘリウム:15% メタン:1.99% アンモニア:0.01% その他、微量エタン・アセチレン・一酸化炭素・硫化水素を含む