土星 (Saturn)
カッシーニによって撮影された土星。

土星は、太陽に6番目に近い惑星です。
主にガスが惑星を構成していて、見た目の特徴は、環があることです。
しかし、土星は木星についで大きい惑星なのにもかかわらず、
ガスで構成されているため、一番密度が小さい惑星なのです。
たとえとして、土星をとても小さくして、水が入ったコップに入れると、氷のように浮く
とよく言われます。

地球と土星の比較

上の図は、土星と地球の直径、質量を比較した図です。
地球:土星の比率であらわすと、
直径=1:9.4 質量=1:95となります。
また、土星の表面の平均温度は143Kすなわち、-130.15℃です。
とても人間が住めそうな場所ではないことがわかります。
この点などをふまえると、人類が生活できそうな惑星は一番火星が近いことになります。


物理的な情報

直径:120,536km(赤道上)
自転周期:約10時間14分
公転周期:29年167日6.7時間
表面温度(平均):143K(-130.15℃)
表面温度(最低):82K(-191.15℃)
表面重力:8.96 m/s^2

※ m/s^2(メートル毎秒毎秒)は、1秒間の間に1m/秒の加速度がかかることを表す単位です。


土星の大気構成

水素:約93%
ヘリウム:約5%
メタン:0.2%
水蒸気:0.1%
アンモニア:0.01%
その他、微量エタン・ホスフィンを含む

home   back