宇宙の最初 =BigBang=


このページでは、私たち人類が生活を営んでいる地球も含んでいる、宇宙の誕生について、紹介します。
そもそも宇宙はどのようにして誕生したのかご存じですか?
宇宙はビッグバン(英語:Big Bang)という小さな爆発から始まりました。
しかし、「宇宙がないのに、どんな空間で、何が原因で爆発したのか?」などといった疑問がたくさん出てきます。
現在、宇宙工学的には、「ビッグバンは何もない場所で発生した爆発である。」とされています。
その爆発で宇宙の種ができ、それが時間がたつにつれて次第に大きくなっていき、現在の宇宙までに達していたのです。

ビッグバンのメカニズム

そのビッグバンは、宇宙の最初ともいえる爆発ということもあり、とてつもなく高い温度と密度を伴う爆発なのです。
その爆発が起こったのは、「ハッブルの法則」という法則に従って計算された結果、今から約137億年前に起こったと計算されます。
先程の話をふまえてのべれば、今も「宇宙空間」は、拡大し続けていることになり、宇宙空間には、果てがあることになるのです。
しかし、宇宙空間が広がり続けているということは、我々人類がその果てに到達するのは、科学技術が異常に進歩しない限り、不可能でしょう。
少し話題がそれましたが、とにかく宇宙は、小さな爆発から始まり、物質ができ、空間が拡大し、
銀河系ができ、太陽系ができ、地球が生れ、生命が誕生し…
と、こんな感じで成長してきました。

では、ビッグバンの説がどのように出されたのかを解説します。
そもそも宇宙誕生の理論はいくつかあります。
ビッグバン理論が発表されるまでは、1948年にフレッド・ホイル、トーマス・ゴールド、ヘルマン・ボンディらが発表した、 「定常宇宙論」という、宇宙は時間が変化しても中身は変わらないといった理論が、多くの科学者に信じられていました。
しかし、1948年にジョージ・ガモフは宇宙マイクロ波背景放射 (CMB)(宇宙の中に存在する放射線や紫外線、その他さまざまな波形)が存在するという ことを発見したことによって、ビッグバン理論が正確だと考えるようになりました。
それから、現在、ハッブル宇宙望遠鏡などの宇宙衛星の膨大なデータにより、宇宙の膨張が証明されつつもあるのです。

しかし、宇宙工学で「宇宙の最初」はいまだに謎だらけの分野です。
このような分野は、これから研究が進むことでしょう。


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